2017年御翼1月号その1

                                       

あなたの内部に秘められている可能性を捜し、とらえなさい 

 劣っている、力不足である、重要でないというあなたの感じを克服するために、できるという考え方を活用しなさい。自信を身につけ、あなた自身とあなたの周囲の人々をびっくりさせなさい。自分自身とともに生きることと、自分自身を好きになることを学びなさい。その方法はつぎのとおりである。

  1. 人々はあなたの外観よりも人格にもっと関心をもっているのだ。あなたは外観を変えることはできないが、人格を変えることはできる。
  2. 「私を力づけてくださるキリストのおかげで、私はどんなことでもすることができる」(ピリピ4・13)という力強い、聖なる断言で自分自身を変えなさい。
  3. あなたの過去を憎んではいけない。あなたがどこに生まれ、どんな言葉を話そうとも、神はあなたをほかとちがった、特色のある人間になさりたかったために造られたのである。神は自分の創造したものがお好きなはずだ。あなただってそうだろう。
  4. 毎週、なにか自分の心を伸ばすものを読みなさい。自分の知識と、自分の他人や物事に対する理解を改善しなさい。自分の関心を拡大しつづけなさい。成長しつづけるのをやめる決心をするまでは、あなたは老人にはならない。
  5. なにかに秀でることを試みなさい。たとえは近所でもっとも思慮ある人物であるとか、自分が動かしているグループのなかでもっとも親切であるとか、感じが、いいとか、理解がある人になりなさい。
  6. 自分よりもなにか大きなものと関係をもつこと。クラブや組織に入ってこれを実行している人もいる。それも結構だ。教会と関係をもった場合には、神が住んで働いておられるグループに属しているというすばらしい感じが得られるであろう。
  7. 他人と友情を交えること。深い友情を築きなさい。あなたと浅い友情を交えている人々は何百人かはいるであろう。だが、なんらかの関心について、深い友情を交えられる人々を、すくなくとも数人はもちなさい。そして、イエス・キリストがそのなかでももっとも親しい友人であることを忘れてはいけない。
  8. 自分自身を忘れること。自尊の秘訣は自分を忘れることにある。自分自身に愛と奉仕を与えれば、あなたは「内向的考え方」の病気にかかるひまがなくなってしまうだろう。
ロバート・H・シューラー『積極的な考え方で成功する』(産能大)

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